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オルニチンは腎臓に効果がある?腎機能を高めるための方法

日々の生活の中で「なんとなく体調が優れない…」「元気が出なくて毎日疲れ気味…」という悩みをお持ちではないでしょうか。そんなときには、腎臓に負担がかかっているのかもしれません。

腎臓は、身体から老廃物を排出したり、血圧を調節したりする重要な役割を持っている臓器なので、腎臓に負担がかかると身体に不調をきたす可能性があるのです。そんな腎臓への負担を減らしたいと思ったら、オルニチンを摂取するのがおすすめです。

ここでは、腎臓に対するオルニチンの作用や期待できる効果について解説します。また、摂取する方法や注意点についてもあわせて紹介いたします。

オルニチンが腎臓に与える効果

なぜオルニチンが腎臓によいといわれているのでしょうか。腎臓に対するオルニチンの効果について、詳しく解説していきます。

なぜオルニチンが腎臓によいのか

オルニチンとは、味噌汁に使われるしじみなどのほか、マグロやチーズなどに含まれているアミノ酸の一種です。

アミノ酸は人間の身体を構成している重要な成分です。人間の身体を構成しているものには、アミノ酸の他に水分を挙げることができます。水分が身体の約60%を占めている一方、アミノ酸は身体の約20%を占めています。

このことからも、いかにアミノ酸が人間の身体にとって重要なのかということがわかります。

そのアミノ酸の一種であるオルニチンには、老廃物の排出機能を高める効果が期待されています。オルニチン摂取で肝機能が高くなる効果が期待されているのです。そのメカニズムについては下記で詳しくご紹介します。

オルニチンが老廃物の排出機能を高めるメカニズム

ここではオルニチンの老廃物の排出機能を高めるメカニズムについて詳しく解説していきます。

特に重要なのは、アンモニアについての作用です。腎臓には、身体の中にある余分な物を、尿として身体の外へ出してくれる働きがあります。

その身体にとって余分なものの一つがアンモニアです。アンモニアは、エネルギーが作られるのを邪魔するのとともに、疲労の原因になる物質だといわれています。

身体にとって有害なアンモニアの解毒を行うのが尿素回路で、これは別名「オルニチン回路」とも呼ばれています。オルニチン回路でアンモニアは身体に無毒な尿素に変えられます。

腎臓と関係の深い臓器として、肝臓があります。オルニチンを摂取すると、腸で吸収されたあと、腎臓だけでなく肝臓にも運ばれていきます。

オルニチンはこのように、アンモニアの解毒に対して大きな役割を担っているのです。つまり、オルニチンの作用によって、腎臓や肝臓には余計な負担がかかりにくくなるというわけなのです。

オルニチンが腎臓の負担を和らげるメカニズム

次に、オルニチンが腎臓の負担を和らげるメカニズムについて解説していきます。

腎臓の機能が低下すると本来の働きが行われなくなってしまう

先にご紹介した通り、身体の老廃物を排出するのが腎臓の働きの一つです。それ以外にも、腎臓は健康な体を維持するために以下のような働きをしています。

  • 血圧の調整
  • ホルモンによって血液をつくる刺激を出す
  • 体液の量やイオンバランスを整える
  • 必要なミネラルを身体に取り込む
  • ビタミンDをつくる

腎臓の機能が低下しすぎると、元に戻すことは難しくなります。つまり、腎臓の機能が低下すると、上記でご紹介したような腎臓の働きが正常に行われなくなる可能性が出てきます。

そうならないためにも、普段から腎臓を意識した健康的な生活を送ることが大切です。

オルニチン摂取で肝機能が高くなり腎臓の負担が減る

肝臓には解毒作用があるのですが、その機能が下がると腎臓の仕事量が増えて負担がかかります。オルニチンを摂取すると肝機能が高くなるので、結果的に腎臓の負担が軽くなるということになるのです。

腎臓の機能を保つために効果的な成分

腎臓は、身体に対して大切な働きをしています。その腎臓の機能を保つためには、どのような成分が重要になるのでしょうか。

オルニチンに含まれている成分

オルニチンはアミノ酸の一種であるということは先ほどご紹介しました。さらに詳しくオルニチンについて説明すると、オルニチンはアミノ酸の中でも「遊離アミノ酸」というものに分類されます。

遊離アミノ酸とは、血液に溶けて全身を巡るアミノ酸のことです。遊離アミノ酸は身体の中を巡りながら、アミノ酸が不足したときに補ったり、アミノ酸が不足したときには体外に排出されることで、バランスを保つ役割を果たしたりします。

オルニチンと他の成分との相互作用

オルニチンは天然成分のアミノ酸であり、摂取量を間違えない限り、何か身体に悪影響を与えるということはありません。

ただ、オルニチンが他の成分と組み合わされて1つの食品などになっている場合には、オルニチン以外に含まれた成分によっては身体に影響を及ぼす可能性も絶対にないとはいい切れません。

ですから、オルニチンを含んだ食品などを摂取する場合には、オルニチン以外の成分にはどのようなものが含まれているかということを、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。

腎機能を高めるために日常生活で気をつけること

最後に、肝機能を高めて健康な身体を維持するために、日常生活を送るうえで気をつけたいことをいくつか紹介いたします。

腎機能を悪化させる生活習慣

腎臓の機能低下を防ぐためには以下のことに気をつけましょう。

  • 喫煙している場合には禁煙する
  • 過度の飲酒をしないようにする
  • 適度な運動を心がける
  • 不規則な生活を送っている場合は改善するよう努める
  • 必要な栄養をしっかり摂れるよう意識を高める

オルニチンを上手に摂取する方法

オルニチンがシジミなどの食品に含まれているということは、先に紹介いたしました通りです。ただし、食品に含まれているオルニチンは微量なもので、普段の食事から十分な量を摂取するのは、大変難しいという面があります。

ですから、オルニチンを効率的に摂取したいと思ったら、オルニチンのサプリメント等を上手に使っていく必要があるでしょう。

腎臓によい作用をするオルニチンを上手に取り入れよう

腎臓に対するオルニチンの働きをご紹介してきました。もう一度内容をおさらいしておきましょう。

【オルニチンが腎臓に与える効果】

  • オルニチンは人間の身体の約20%を占めているアミノ酸の一種
  • オルニチンは老廃物の排出機能を高めてくれる

【オルニチンが腎臓の負担を和らげるメカニズム】

  • オルニチンを飲むと肝機能が高くなるので、結果的に腎臓の負担が軽くなる

【腎機能を高めるために日常生活で気をつけること】

  • 食品に含まれているオルニチンは微量
  • 普段の食事から十分な量のオルニチンを摂取するのは難しい面があるので、適宜サプリメントで補うとよい

オルニチンを上手に補って、健康な身体づくりに役立てましょう。

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