肝臓ケアナビ

二日酔いしにくい種類のお酒徹底解説!4つの対策法もご紹介

「お酒を飲んだ後に二日酔いになりやすくなってきた」
「二日酔いになりにくい種類のお酒って結局どれ?」

この記事では、二日酔いになりにくいお酒の種類を徹底解説します。また記事の後半では、二日酔いの防止テクニックも紹介していきます!

二日酔い対策の参考にしてみてくださいね!

ずばり二日酔いになりにくいお酒は「蒸留酒」

“二日酔いしにくい種類のお酒は蒸留酒"

二日酔いしにくいお酒の種類は「蒸留酒」です。

では、主な蒸留酒をご紹介していきましょう。

主な蒸留酒
  • ウィスキー
  • ブランデー
  • ウォッカ
  • ジン
  • テキーラ
  • ラム
  • 焼酎

上で挙げたような蒸留酒は、二日酔いになりにくいお酒といわれています。

では、これらの「蒸留酒」は、なぜ二日酔いになりにくいのでしょうか??

蒸留酒が二日酔いになりにくい理由とは?

ここからは蒸留酒が二日酔いになりにくい理由をご説明します。

蒸留酒の一種である、焼酎やウイスキーは強いお酒のイメージがあり、「酔いやすいんじゃない?二日酔いになりやすいんじゃない?」というイメージがありますよね。

そもそも二日酔いしやすいのかどうかは、そのお酒に入っているアルコールが私たちの肝臓で分解されやすいものかどうかで決まります。

焼酎やウイスキー、スピリッツなどの蒸留酒は、たしかに蒸留によりアルコール度数が高くなりますが、その一方で、同時に不純物もなくなり純度の高いお酒になるといわれています。

この不純物は主に「コンジナー」という物質で、このコンジナーによって、肝臓に負担がかかり、結果的に二日酔いの症状につながってしまいます。

つまり、蒸留によって不純物が少ない蒸留酒は、肝臓に負担をかけにくいため、二日酔いになりにくいということになります。

二日酔いをより防ぎたい場合は、ストレートではなく、お湯や水、炭酸で割る事で、より二日酔いになりにくくなります。

もちろん、過度な飲酒はNG。蒸留酒には特にアルコール度数が高いものも多いので飲み過ぎには注意が必要です。

【要注意】二日酔いになりやすいお酒は「醸造酒」と「混成酒」

“二日酔いしやすい種類のお酒は醸造酒"

先ほどとは逆に、二日酔いしやすいお酒は日本酒・ビール・ワインなどの「醸造酒」、梅酒などの「混成酒」の2つです。

主な醸造酒と混成酒
主な醸造酒 主な混成酒
日本酒 果実酒(梅酒など)
ビール リキュール(カクテルなど)
白ワイン -
赤ワイン -

「醸造酒」や「混成酒」が二日酔いになりやすい理由

日本酒やワイン、ビールなどの「醸造酒」はアルコール以外の不純物(コンジナー)が複雑に含まれている為、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒に比べて、二日酔いをしやすいといわれています。

先ほど「二日酔いになりにくいお酒」として紹介した蒸留酒は、不純物が少ないため肝臓に負担がかからない、と紹介しましたが、今回はその逆です。

ここまでで、「二日酔いのなりにくさは、いかに不純物が少ないお酒を飲むか」が重要である事がわかりました。

「蒸留酒」、「醸造酒」、「混成酒」は造り方は全く違い、「蒸留酒」のみ、不純物が取り除かれる工程があるのがわかります。

蒸留酒(焼酎、ウイスキーなど)
蒸留の過程で熱を加えることにより、水やエタノール以外の不純物(コンジナー)をできるだけ取り除いて製造される
醸造酒(日本酒、ビール、ワインなど)
蒸留という段階を踏まず発酵までの段階でのお酒なので、含まれる成分が複雑で純度が低いお酒になっております。
混成酒(果実酒など)
蒸留酒や醸造酒に糖分や果実、香辛料や甘味料を配合して複雑に造ったお酒なので、醸造酒と同様で二日酔いしやすい

それでは、一般的に飲みやすいとされるカクテルなどは二日酔いになりやすいのでしょうか?

【カクテル編】ベースになるお酒で二日酔いのなりやすさが変わる?!

様々な味や種類があり飲みやすく、ついつい飲み過ぎてしまう事もあるカクテルですが、カクテルに関してはベースとなるお酒によって二日酔いになりにくいか・なりやすいかが分かれます

やはり、二日酔いになりにくい「蒸留酒」(ウィスキー、ウォッカ、ジン等)をベースにしているカクテルは二日酔いになりにくく、二日酔いになりやすい「醸造酒」(リキュール、ワイン等)をベースにしているカクテルは二日酔いになりやすいと言えるでしょう。

それでは、主な二日酔いになりにくいカクテルと二日酔いになりやすいカクテルを見ていきましょう。

各ベースごとのカクテルの種類
二日酔いになりにくい
蒸留酒ベース
二日酔いになりやすい
混成酒(リキュール)ベース
ジントニック カシスオレンジ
キューバリブレ ファジネーブル
テキーラサンライズ など カルーアミルク など

二日酔いを絶対に避けたい日は、どんなお酒がベースになっているカクテルかを意識して飲むと良いでしょう。

他にも、二日酔いになりやすいお酒があります。

それはメタノールが含有されているお酒です。ここから詳しくご説明していきます。

二日酔いしたくないならメタノール含有のお酒も避けるべき

“メタノールを含むお酒の種類"

ここまででは、お酒の含まれる不純物(コンジナー)に注目してきました。が、ここからはもう一つの二日酔いの原因である「メタノール」に注目していきます。

始めに、「メタノール」が多く含まれるお酒をご紹介します。

メタノールが多く含まれる主なお酒
  • ブランデー
  • ワイン

メタノールはブランデーやワインなどの、果実由来のお酒に比較的多く含まれています

では、メタノールがなぜ二日酔いに影響があるのでしょうか。

メタノールは通常のアルコールより分解に時間がかかる

メタノール(別名:メチルアルコール)は、通常のアルコール(別名:エタノール)より肝臓内での分解に時間を要するので、体内に残りやすく二日酔いしやすいです。

さらに、メタノールの分解を行なっている間はアルコールの分解を後回しにしてしまうので、体内にアルコールが残り続け二日酔いになるのです。

また、メタノール自体が有毒なため、二日酔いでなくとも頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあります。

コンジナーのお話と組み合わせると、ブランデーや赤ワイン、バーボンなどのお酒にはメタノールやコンジナーが多量に含まれているので、お酒の種類に関係なく二日酔いになりやすいです。

お酒の種類による二日酔い対策のまとめ
  • 不純物(コンジナー)の少ないウイスキーや焼酎などの蒸留酒を選ぶ
  • ビールやワインなどの醸造酒は避ける
  • 特にブランデーやワインは、醸造酒でありメタノールやコンジナーを多く含むので二日酔いになりやすい

ここまで、二日酔いになりにくいお酒、なりやすいお酒についてご説明してきました。

でも、「二日酔いになりやすいか、なりにくいか逐一考えてられない!」「飲みたいお酒が飲みたい!」という場合もありますよね。

次の項目で、少しでも二日酔いになりにくくするテクニックを解説します。

お酒の種類以外で二日酔いになりにくくするテクニック4選

ここまでは、二日酔いになりにくいお酒の種類をご説明してきましたが、併せて二日酔いになりにくいお酒の飲み方をご説明します。

参考:適正飲酒を身に付けよう|お酒とうまく付き合う|キリン

大好きなお酒を飲むときに、少しでも意識すると良いでしょう。

(1)お酒を飲むペースを抑える

“二日酔いする理由はお酒のペース"
早いペースでお酒を飲むことにより、血中アルコール濃度が急激に上昇してしまいます。肝臓のアルコール分解能力が追いつかなくなることで二日酔いになりやすくなります。

また、早いペースの飲酒は二日酔いだけでなく、急性アルコール中毒になる可能性もあるため、ゆっくりとしたペースで飲むことが大切です。

(2)空腹の状態でお酒を飲まない

“二日酔いする理由"
食事をとらずにお酒だけを飲むといった飲み方は、血中のアルコール濃度を急激に上昇させてしまうため、肝臓に負担をかけてしまいます。また、空腹のままお酒を飲むのも避けるべきです。アルコールの刺激によって気持ちが悪くなったり、胃を痛めてしまいます

つまみなどを同時に食べ、アルコールの吸収速度を穏やかにするよう心がけましょう。

(3)お酒だけでなく水(チェイサー)も飲む

“二日酔いしないためにはお酒だけじゃなく水も飲む"
アルコールには利尿作用があります。飲んだ量より多くの水分が尿として出て行ってしまうため、脱水症状になってしまいます。

肝臓でアルコールを分解するためには水分が必要となるため、水分を補給することは肝臓への負担を和らげるためにも必要です。また、お酒と一緒に水を飲むことにより、飲酒量を抑えることができ、アルコール量を減らす目的も達成できます。

(4)色々な種類のお酒をちゃんぽんしない

“二日酔いする理由はお酒をちゃんぽんすること"
最初はビール、次はカクテル、その次は焼酎を飲む、などと色々なお酒を飲みまわすこと、いわゆる「ちゃんぽん」は二日酔いの原因になりやすいです。

醸造酒が蒸留酒より二日酔いになりやすい原因が不純物の多さだったのと同じように、色々なお酒を飲むと肝臓の分解作業が多様になってしまいます

ですので、二日酔いになりたくない日は多くの種類のお酒を飲まないようにしましょう。

まとめ|二日酔いになりにくいお酒の種類は蒸留酒|

この記事のポイントをおさらいしていきましょう。

  • 二日酔いになりにくいお酒は蒸留酒(ウイスキー、焼酎など)。もしくは蒸留酒を使ったカクテル。
  • 蒸留酒だからといって過度な飲酒は当然NG。どんなお酒でも早いペースや空腹のまま飲んだり、複数の種類のお酒を飲むと二日酔いになりやすいので気を付けて。

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