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オルニチンに副作用はある?飲み合わせやアレルギーのある人の摂取法

健康や疲労回復のためにオルニチンのサプリメントメントや健康食品を摂取している人が増えています。しかし、効き目や副作用の有無について不安に思っている人もいるでしょう。

この記事では、安心してオルニチンを摂取するためにどのような副作用があるのか、また摂取時の注意点について説明していきます。

オルニチンの副作用

結論からいうと、今のところオルニチン自体には副作用がないといわれています。ただし、ある条件においては副作用的な症状が起こる可能性があります。

他のサプリメントや薬との飲み合わせ

オルニチンには今まで副作用が現れたという報告は出ていませんが、他の薬やサプリメントなどとの相性がよくない場合があります。例えば医師の処方によって肝臓系の薬を飲んでいる人は、オルニチンを摂取しても大丈夫か医師に確認したほうが良いでしょう。

非常にまれに先天的にオルニチンを摂取しないほうがよい病気があります。このような病気を持っている人はサプリメントでオルニチンを摂取できません。

また複数のサプリメントを飲んでいる場合、身体への吸収に影響が出ることがあるので、時間をずらして飲むなどの工夫が必要です。

副作用より摂取量に気をつける

副作用ではありませんが、過剰摂取によって胃痛や下痢症状を起こす場合があります。特に胃腸の弱い人は必ず適量を守ることが大切です。サプリメントや健康食品には飲み方が表示されているので、それを守ることです。

一般的なオルニチンの適量は、1日に約400mg〜1,000mgといわれています。個々人の体格などによって適量は変わってきますが、初めは400mgから始めて、徐々に増やすといった飲み方がおすすめです。

アレルギーを持っている人はサプリメントに注意が必要

オルニチンはもともと体内に存在しているので、アレルギーが引き起こされたという報告はありません。ただし、サプリメントにはいろいろな成分が含まれているので注意する必要があります。

念のため食物アレルギーとオルニチンの影響について説明しておきましょう。

気をつけたい4つのアレルギー

(1)魚介類

オルニチンはマグロやヒラメなどの魚介類に多く含まれています。そのため魚アレルギーを持っている人は、じんましんなどの症状が出る場合があります。サプリメントを選ぶときは魚介類の成分が含まれていないものを選ぶようにしましょう。

(2)貝類

しじみなどの貝類には豊富なオルニチンが含まれています。貝アレルギーを持っている人はオルニチンの影響を受けやすくなるので、貝類以外からオルニチンを抽出しているサプリメントの利用をおすすめします。

(3)豚ゼラチン

サプリメントのカプセルはすぐに溶けるゼラチンや豚ゼラチンが使われています。オルチニンのサプリメントにも使われているので、ゼラチンアレルギーを持っている人は注意が必要です。

(4)サフラワー油

オルニチンのサプリメントにはサフラワー油やオリーブ油などが含まれているものがあります。この場合、キク科アレルギーを持っている人はサフラワー油に反応する可能性があります。アトピーなどのアレルギーも悪化する恐れがあります。

オルニチンの期待できる3つの効果

オルニチンは適量を守れば身体にとてもよい成分です。具体的にどのような効果があるのか見ていきましょう。具体的な効果がわかれば、自分に必要なものかどうかわかります。

(1)肝機能と代謝機能の回復

オルニチンの効果の中で最も知られているのが肝機能の回復です。肝臓は人間の臓器の中で最も大きく、代謝、消化液の生成、解毒の3つの働きを担っています。お酒を飲み過ぎると二日酔いになるのは、これらの肝機能に負担がかかって肝臓が弱ってしまうからです。

オルニチンには疲労の元になるアンモニアを分解して解毒する作用があります。さらに、オルニチンを飲むと肝臓で代謝の働きをするオルニチンサイクルを活発化させるので、負担がかかった肝臓をサポートできるのです。

それだけでなくオルニチンは成長ホルモンの分泌を促します。成長ホルモンは肝臓を通して体内の各器官を活発化させ、基礎代謝を向上させるのです。基礎代謝が上がることによって健康を維持できます。

肝臓はストレスや疲労が蓄積すると大きな負担がかかり、最悪の場合は機能不全に陥ります。ストレスのかかる仕事をしている人や、疲労が溜まっている人はオルニチンを摂取して肝機能を回復させる必要があります。

(2)生活習慣病を予防する

生活習慣病への関心が高いですが、その代表的なものが糖尿病です。最近はガンも含まれるといわれています。原因となるのが高いコレステロール値ですが、肝臓にはコレステロール値をコントロールする働きがあります。

肝臓が弱るとコントロールがうまくいかなくなり、生活習慣病にかかりやすくなります。毎日オルニチンを摂取することで肝臓をサポートし、コレステロール値を正常に保つことができます。つまり、オルニチンには生活習慣病を予防する効果があるというわけです。

(3)美容への効果

肝臓には代謝機能があってオルニチンを飲むとオルニチンサイクルが活発化すると説明しました。これは基礎代謝が高くなって新陳代謝がよくなるということです。代謝がよくなると余分な体脂肪が燃焼して、肥満の予防やダイエット効果につながります。

代謝がよくなると肌のターンオーバーが促されて古い皮膚の角質が取り除かれ、新しい角質に変わります。20歳の肌は28日程度で入れ替わりますが、年齢を重ねるとそれが遅くなります。

代謝機能を活発化させるオルニチンを飲めば、ターンオーバーが促進されて美肌になると同時にアンチエイジング効果もあります。

まとめ

オルニチンの副作用について説明してきましたが、大事なのは適量を守ること、また、アレルギーのある人は注意が必要ということです。その点に気をつければ、オルニチンの効果には素晴らしいものがあるということもわかりました。

大切なことは長く飲み続けるということです。毎日摂取するのは大変ですが、サプリメントや健康食品を利用すれば手軽に飲んで摂取できます。

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