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  • 二日酔い解消にコーヒーが効く?効果最大化の為の3つのポイント

二日酔い解消にコーヒーが効く?効果最大化の為の3つのポイント

「コーヒー飲むと二日酔いがマシになるって本当?」
「すぐに効く飲み方教えてほしい!」

社会人なら一度は経験がある二日酔い。実は

二日酔いによる、つらい吐き気や頭痛にはコーヒーが効果的

ということが研究でわかってきました。

この記事では、コーヒーが効果的である理由、コーヒーを飲む際のポイントを紹介いたします。

【おさらい】そもそも二日酔いの原因とは?

二日酔いの頭痛と吐き気

と、いきなりコーヒーの話をする前に、「なぜ二日酔いになるのか?」について少しおさらいしておきましょう。

  • 理由1. アセドアルデヒドによる血管の拡張による頭痛
  • 理由2. アセドアルデヒドが体内に残っていることによる吐き気

自分の代謝能力以上にお酒を飲んでしまうことにより、アルコールを分解する過程で発生する「アセトアルデヒド」という有害物質が、十分に肝臓で処理されない状態で引き起こされます

そして、肝臓でアセトアルデヒドが十分処理されず体内に流れ出ることにより、血中のアセトアルデヒド濃度が高くなってしまいます。これにより、血管が拡張され、拡張した血管の周りにある筋肉や神経を刺激し、頭痛などの痛みを引き起こします。

同様に、頭痛だけでなく全身のだるさや吐き気なども、体にとって毒素であるアセトアルデヒドが全身に循環することで起こる症状だと考えられます。

まとめると、「アセドアルデヒドが体内に残ってしまうこと」が二日酔いの主な原因だといえます。

なんで二日酔いにコーヒーが効果的なの?

コーヒーの二日酔いに対する効果

なぜ二日酔いにコーヒーはなぜ効果的と言われているのでしょうか。

その理由は3つあります。

  1. コーヒーの成分「カフェイン」が頭痛の原因である血管の拡張を収縮させる。
  2. 利尿作用により毒素を体外へ排出する。
  3. アルコールによる肝臓の機能低下を抑制する。

です。

ここではその3つの理由を詳しくご紹介します。

【理由1】頭痛の原因である血管の拡張を収縮させる

コーヒーの成分であるカフェインには血管を収縮させる効果があることから、アセトアルデヒドによって拡張した血管を収縮させ、二日酔いの頭痛を和らげる効果があるといわれています。

全日本コーヒー協会のHPにも、二日酔いへの効果が記載されています。

二日酔いのときに起る頭痛はアセトアルデヒドと呼ばれる物質が主な原因です。この物質をからだの外に追い出し、脳の血液の循環をよくすれば、やがてつらい頭痛は解消されます。その際、有効なのがコーヒーに含まれるカフェインです。

引用:コーヒーは二日酔いに効くの?|全日本コーヒー協会

脳内は血管のすぐ外側が筋肉なので血管が拡張すると頭が痛くなります。しかし、コーヒーを飲むことは拡張した血管を元に戻してくれるので、その頭の痛みを解消してくれるのです。

【理由2】利尿作用により毒素を体外へ排出

二日酔いを解消させるためには、原因物質であるアセトアルデヒドをできるだけ早く体外に出すことが大切です。

コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、摂取することでアセトアルデヒドを尿として早く体の外に出すことができます。

【理由3】アルコールによる肝臓の機能低下を抑制

また、ビール2本程度のアルコールを摂取した場合、コーヒーを毎日飲んでいる人とほとんど飲まない人とでは、毎日飲んでいる人の方がγ(ガンマ)ーGTPが低いという研究結果があります。

出典元:『「コーヒーが肝臓にいい」はウソ・ホント?』NIKKEI STYLE

肝臓の状態を判断する指標の一つであるγーGTPは、数値が低いほど肝機能が良好といえます。

このような研究結果をもとに、コーヒーはアルコールの分解を行うために重要な肝機能にも効果的と考えられています。

二日酔いでコーヒーを飲むときの3つのポイント

二日酔い対策のコーヒーの注意点
二日酔いに効果的とされているコーヒーですが、飲む際にポイントを抑えるとより良いでしょう。

そのポイントは

  1. 吐き気が強すぎる場合は飲まない。
  2. ブラックで飲まない。
  3. 先に水分を摂る。

です。ここでは、それらを具体的に説明します。

【ポイント1】二日酔いの症状で吐き気が強い場合は、コーヒーは飲まない

二日酔いの吐き気の原因の1つに胃酸過多があります。胃酸過多は、アルコールが胃を刺激することにより胃酸の分泌が促進されて起こります。

カフェインには胃酸分泌を促進する作用があるため、もともと胃酸過多の人が空腹時にコーヒーを飲むと、胃酸によって胃粘膜にダメージを与える可能性がある
引用:『カフェインが気になる コーヒーは1日何杯までOK?』NIKKEI STYLE

カフェインは胃に刺激が強いのでさらに胃酸を分泌してしまい、吐き気を悪化させてしまうかもしれません。

なので、吐き気が強すぎる場合はコーヒーを飲むことは避けましょう。胃薬などの方が効果的かもしれません。

【ポイント2】コーヒーはブラックではなくカフェオレで飲む

コーヒーには胃液を分泌させる作用があります。アルコールの影響によって胃腸が弱っている状態では、コーヒーを飲むことによって胃の粘膜を刺激してしまうことがあります。そのため、ブラックコーヒーを飲むことはおすすめできません。

二日酔いの朝にコーヒーを飲む場合は、普段はブラックコーヒー派の場合でも牛乳を入れて飲むことをおすすめします。牛乳に含まれる脂肪分には、胃腸の粘膜を保護してくれる作用があります。弱った胃腸には刺激的なコーヒーも、牛乳と一緒に飲むことで刺激を和らげることができます。

【ポイント3】コーヒーを飲むときは水分補給をしてから

カフェインの利尿作用は二日酔いの解消に効果的ですが、アルコールにも利尿作用があります。

二日酔いの時は水分が不足しているケースが多いので、脱水症状を防ぐためにもコーヒーだけでなく水分補給も忘れずにするようにしましょう。

今コーヒーがない!コーヒー以外に二日酔いに効く飲み物とは?

コーヒー以外の二日酔い対策の飲み物

(1)紅茶(カフェイン)

コーヒーと同じくカフェインを含んでいる飲み物であるのが紅茶です。カップ1杯あたりのカフェイン含有量がコーヒーよりも少なめですが、カフェインによる血管を収縮させる効果や利尿作用によって二日酔い解消に効果があると考えられます。

また紅茶には、コーヒーには含まれていないタンニンが含まれています。アルコールの吸収を抑えてくれたり、喉の渇きを抑える効果があることから、飲酒後の脱水症状の予防にも効果的です。

(2)緑茶(カテキンによる利尿作用)

緑茶に含まれるビタミンCは、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を促進させる効果があるとされています。緑茶を飲むことで血中のビタミンCが増え、二日酔い解消に効果的です。

カテキンやタンニンにはアルコールの吸収を抑える効果や利尿作用があります。毒素の排出を促す効果による二日酔いの解消はもちろん、アルコールの吸収を抑えることで二日酔いの予防にも効果的とされています。

そのため、二日酔いになってから緑茶を飲むだけでなく、お酒を飲む前に緑茶を飲むこともおすすめです。

まとめ|二日酔い時のコーヒーの飲み方|

この記事では

つらい吐き気や頭痛にコーヒーが効果的である。

事を冒頭にご紹介しました。

その効果をより良く受けるためのポイントは以下の3つです。

  1. 吐き気が強すぎる場合は飲まない。
  2. ブラックで飲まない。
  3. 先に水分を摂る。

手軽に効果的な二日酔い対策なので、興味がある方はぜひ一度利用してみてください。

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